タイヤ、サス

2021年09月25日

前にフロントフォークのオイル交換をバイク屋さんへ頼んで以来、
早6年が経った。





そしてじわじわと




IMG_7288
オイルは漏れてくるようになった。
3〜4か月気にせず走っていたけど
さすがにフロントブレーキの効きが悪くなってきた。
潮時だな。






あとどれくらい250TRに乗れるかわからないが
エンジンとかミッションとか持ってくれれば
まだまだメンテナンスは続いていくかもしれない。

前に今度は自分でフォークオイル交換しようと
決意はしたものの餅は餅屋と言うし
時間もかかるだろうし・・・


だが今回は敢えてバイク屋さんへ修理依頼せず
自分でオーバーホール的な事をやってみよう。
将来のメンテのために。





↓参考にしたサイト

https://www.centrum.jp/wordpress/?p=13810






色々情報があって心強い。
いい時代になったね。
サービスマニュアルと上のサイト見ながら作業スタート!


フロントフォークのオーバーホールは
特工と呼ばれる特殊工具が必要な作業があり
素人の自分にとっては過去に例のない壮大なメンテの始まり。
備忘録兼ねて長めな感じ。



取り外す前に固そうなボルトにCRCを吹いておこう。





FullSizeRender
まずはブレーキキャリパの取り外し。
ここの二つのボルトを外す。
ボルトは12mm。

ナメないようにスピンナーハンドル+エクステンションだぜ〜





ちなみにこれがラチェットで




これがスピンナーハンドル。
こっちのほうがトルクがかかるので
固いボルトとか外しやすい。

ブレーキキャリパの取り付けボルトのトルクは25Nm。
メガネレンチ+ハンマーでも外せるけどね。





IMG_7392
フロントフォークのアウターチューブ(黒いとこ)についている
ボルトも取り外す






IMG_7394
外れたブレーキキャリパは
傷がつかないように台とかに乗せよう。




IMG_7399
布袋とかいれるとなお良し。






IMG_7395
反対側へ回ってスピードメーターケーブルを外す。
これはペンチでOK。





IMG_7396
なんなく外れる





IMG_7397
クランプも





IMG_7398
なんなく外れる





FullSizeRender
次は一つ目のヤマ場
フロントアスクルナットの取り外し

以前、フロントタイヤを自分で交換しよーと思ったものの
ここのナットがビクともせず
諦めてバイク屋さんへタイヤ交換をお願いしたことがある。





FullSizeRender
その前にまずはブレーキキャリパ側のクランプボルトを外さな。
サービスマニュアルにはこちら側だけ緩める旨書いてある。





IMG_7403
戦いに備えて12mmのヘックスビットソケットを2個購入。



IMG_7405
我が家のガレージ(ただの軒下)の明かり。
本物のガレージが欲しいよ。




IMG_7406
ヘックスソケットをスピンナーとラチェットに取り付ける。
エクステンションもつけて最強の布陣。



自分の工具はほぼ差込口が3/8DR(9.5mm)。
たまたま知らなくてそうなっていた。
知っていたらトルクをかけられる1/2DR(12.7mm)の
工具をもっと揃えてたかもしれないけど
結論、今回のメンテではほぼ3/8DR(9.5mm)で大丈夫だった。





IMG_7409
こんな感じで両側からアスクルを外しにかかる





が、ビクともしない。
日没サスペンデッドで終了。




IMG_7410
翌朝、そういやラスペネが
あったことを思い出す
アスクル周辺のボルトに吹き替ける




FullSizeRender
さらに反対側のクランプも試しに外してみると




IMG_7415
ヌルっとアスクルが緩んだ。
感動の瞬間。
ラスペネの効果なのか分からないが
多分クランプを緩めたおかげだと思う。



次はフォークの取り外し


つづく










250TRidertatti4 at 22:24│コメント(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年05月09日

IMG_7954
カムシャフトは結構きつくはまってそうなので
長いツールでキュッっと外す。



IMG_7955
ここも結構汚れてるね。



IMG_7956
汚れをとってグリスを塗る。




IMG_7957
この位置になるように
あらかじめマジックで線を引いておく。




IMG_7958
ブレーキパネルにはめ込むときは
位置関係に注意。
ていうかはめ込むのも要領が分からず一苦労。
フン!と入れる。



IMG_7961
反対側のダンパーも入れる。
そのうちスプロケ交換時にでも
このダンパーも交換するか。



IMG_7962
取り付け完了。




交換後は鳴きも止んで好調。
スムーズにブレーキが効く感じ。
シューを交換しなくても、掃除するだけで違うんだろう。


ドラムブレーキの構造が分かって良かった。
次のメンテまでにエアツール買っとこう。


250TRidertatti4 at 00:11│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加
IMG_7943
ちなみにシューの残りは2mm以上はあった。



IMG_7948
でもまた外すのも面倒だし
新品買っちゃったから交換。



IMG_7949
サンドペーパーでささくれ的なのを取る



IMG_7950
OK。なめらか。



IMG_7951
スプリングとかカムシャフトに塗るグリス。
アクスルにも使用。



IMG_7952
スプリングを向きに注意して付ける。


250TRidertatti4 at 00:01│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年05月08日

リヤタイヤの交換のついでに
鳴りのうるさいというか
ゴゴゴと音のしていたリヤブレーキを
メンテナンスすることに。



IMG_7725
噂には聞いていたけど
結構錆のような粉がついておりはりますな。



IMG_7726
ドラムシューも粉だらけ。



IMG_7732
ついでに反対側のダンパー的なのも外してみる。
外し方が分からなかったが思い切り引っ張ったら取れた。


エアブローできるエアツールがなかったので
スプレー缶タイプのエアダスターで粉を飛ばす。
雨が降ってきたので続きは1週間後。


IMG_7940
1週間で錆ができている。
この状態から




IMG_7944
ここまでお掃除。これが限界。



IMG_7945
これもひどいね。



IMG_7946
ワシャワシャとブラシで粉を飛ばす。



IMG_7947
これが限界っす。



IMG_7959
反対側もワシャシャ。これが限界。


250TRidertatti4 at 23:52│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加
IMG_7934
レバーでリムとタイヤに隙間をつくって
もう1本のレバーでチューブを傷つけないよう
ビードをめくって落としていく。
足やひざでうまく調整しながら。

ちなみにビードの部分に潤滑剤として艶出し材を吹いておく。




IMG_7935
北半球にあたるこの部分がはまらない。
俺に足りないのは技術や経験もだが
筋力が圧倒的に足りないのかもしれない。

そうでなければこのタイヤの弾力は異常だ。


意を決して力の限りレバーでビードを起こしつつ
後はどうにでもなれと思いつつ
神に祈りつつ・・・



IMG_7936
ついにはまった。
雲の隙間から差し込む陽光がまぶしい。


反対側も簡単にいけると思ったけど
これも大苦戦。
でもなんとかホイールにタイヤを装着できた。



IMG_7938
エアバルブのナットを締めて




IMG_7937
エアバルブから空気を入れる。





IMG_7963
アクスルにグリスを塗って差し込む。




IMG_7964
装着完了!感無量!
動画だと10分程度の作業も
俺にかかれば2日がかり。




IMG_7965
これでちゃんとできているのか分からないが、
しばらく乗って空気が抜けなければOKでしょ。
次は絶対バイク屋さんへ頼もう。



追記

image

古いタイヤは庭の片隅で墓標と化した

250TRidertatti4 at 23:33│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加
IMG_7926
新しいタイヤにチューブを入れて


IMG_7927
軽く空気を入れる



IMG_7928
新しいリムバンド
216円。



IMG_7929
穴を合わせて装着。



IMG_7931
エアバルブと黄色い○が同じ位置になるようにしておく。


IMG_7932
古いタイヤを下にすると作業しやすいらしい。
さあ後半戦。入れるのは楽なんでしょ。

250TRidertatti4 at 23:23│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加
IMG_7814
やっとはずれたホイールについている
リムバンド。



IMG_7815
そんなに劣化してなさそうだけど
これも引っ張って取り外す。



IMG_7920
前日の夜にホムセンで虫回しドライバーを購入。



IMG_7921
実際虫を外してみたけど
空気は結構抜いていたので
プシューと抜けることはなかった。



IMG_7922
虫?
虫付けたままでも交換支障なさそう。



IMG_7919
今回も同じタイヤを購入。
なかなか作業する暇がなくて半年程部屋に眠っていた。
約1万円。



IMG_7923
向きに注意して作業再開。






250TRidertatti4 at 23:10│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加
いよいよ交換の本作業。

IMG_7729
まずエアバルブのナットを緩めて



IMG_7730
空気を抜くんだけど
虫回しドライバーを持っていなかったため
タイヤの空気圧チェッカーで地道に抜いてみる



IMG_7731
タイヤレバーをわざわざ購入。
今後使うことはほぼない予定なのに。
1本はKTCのを購入。全部で4,500円くらいしたかな。



IMG_7733
次に石鹸水をタイヤの側面に塗るんだけど
ネットで艶出しスプレーがいいみたいなのがあったので
ちょうどうちにあるからそれで代用してみる。



IMG_7734
いざレバーでぐいぐいとエアバルブ側からビードを外していく。
つまりホイールの内側に入っているタイヤをめくって外していく。
内側に入っている部分をビードというらしい。
外れにくいように針金が入っているんだとか。


タイヤ交換は用語も聞きなれないし
作業のイメージも全然湧かないので
動画でいろいろ調べてみた。

これからは動画で調べるのが便利だね。



IMG_7735
動画ではさくさく外していたタイヤが
なかなか外れない。
やり方ももちろん悪いと思うが
タイヤが固いのなんの。
手がいとうていとうてしょうがないけん。




IMG_7809
ここまではくるんだけど。




動画では5分もかからず出来ていた作業から
遅れること1時間。
やっと片方ビードが外れたてー




IMG_7810
チューブを取り外す。




IMG_7811
ちょっと空気がまだ入りすぎてたかな。




IMG_7813
反対側外すのも
異様に時間がかかったもののなんとか取り外し完了。



つづく

250TRidertatti4 at 00:32│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加
バイク屋のマスターへボルトが外れないんです、
ネジロックでも塗っているんですかねと伝えると

そこは何もないはずだよと
メガネレンチで回しても外れなかったけど
次に持ってきた長い筒状のレンチで
いとも簡単に外れてしまった。

さすがプロ。


IMG_7713
気を取り直して再度ナットを緩めて〜




IMG_7712
ボルトと割りピンを外す。
結構錆がきてるね。これで固かったんだー



IMG_7717
アクスルの割りピンも抜いて



IMG_7718
27インチのレンチと



IMG_7720
19インチのレンチで緩めるべし!
チェーンアジャスタの目盛りを一応確認。
ここでセンタースタンド上げよ。


IMG_7721
アジャスタがぷらーん


IMG_7722
取れてもうたで


IMG_7723
チェーンが車体に当たらないように
タオルを使おう。


IMG_7724
取り外し完了。


IMG_7727
雨が降ってきたので続きは1週間後。




250TRidertatti4 at 00:03│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加

2016年05月07日

前回のタイヤ交換から早六年。

リヤタイヤの溝が減ってきて
まだ走れるけどツーリングのことも考えて
そろそろ交換しとうかなと思い、

色々とやり方を調べていたけど
2〜3万かけてバイク屋さんに頼んだほうが
早いし確実とは思ったものの

素人メンテナーとしては
一生に一度あるかないかのこの機会を
やはりこの手で全うしてやるべきではないだろうか。

と、ついついタイヤレバーを購入。
ネットショッピングって怖いね。
この決断が後々とても苦労することに・・・



IMG_7710
トニモカクニモ天気のいい日に作業開始!
まずはブレーキのナットを緩めて〜


IMG_7711
これもブレーキのボルトの割りピンを外して
ボルトを緩める。


ことができない・・・


気合を入れても入れても動かない。
腰を痛めそうだしボルトもなめそうだしで
とりあえず断念。


いつものバイク屋さんへ駆け込む。


つづく

250TRidertatti4 at 23:52│コメント(0)トラックバック(0)このエントリーをはてなブックマークに追加